スズキ ジェベル250XC その7(バッテリー交換その2編)


DJEBEL250XC

ジェベルの元オーナーにMF対応のバッテリーチャージャーを貰ったので台湾ユアサの再チャージを試みる。

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 台湾ユアサが復活することは無く、新たなバッテリーを注文。
 入金の翌日午前中には届く、素早い対応。
 ブツがこれ。メイド・イン・チャイナを全く隠していない態度に好感を持つ。


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 上面は完全にふさがっていて、バッテリー液のチャージは出来ない。
 できても困るのだが。

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 裏側には丁寧な日本語の取り扱い注意が書いてある。
 中国らしい、怪しい明朝体に近いのに注目。

 例の台湾ユアサのバッテリーはネットオークションにしては随分奢ったものだった。なんたって、送料込みで5500円くらいしたのだ。同じ台湾ユアサでも価格差が結構あるのだが、半年間の保証付きだったので多めの金額を払ってもいいと思ったのだ。しかし、冬を越したら全く動かなくなった。MFバッテリー対応のチャージャーも持っていたので試したのだが、全く復活しない。ひとまず、四ツ輪にブースターケーブルを繋げてエンジンをかけ、30分くらい走るか暖気をすると、キックではかかるのだがセルは廻らない。それに、電圧が低いのかメーターも点滅するばかりでロクに映らなくなった。それでも、ひとまず走れるのでほっとこうと思ったが、妻が「危ないから買ってあげる」というのだ。ひとまず、動くとは言え支障があるまま走らせるのは芳しくないのは確かだ。カメラなら支障を承知で使っても写真が撮れないだけだが、単車だと命に関わるしな。
 とはいえ、1.6万円も払ってGSユアサを買うのは金銭的に難しい。しかし、前回の5000円越えの台湾ユアサは1年も持たなかった。そう考えると、格安バッテリーを3シーズン使って買い替えるのも一案だな。ネットオークションを眺めると、1年間保証付きのバッテリーが2000円であるのだ。送料を含めても2450円。この金額で1年でパーになっても惜しくは無いな。複数の選択肢があったのだが、ネットで比較的評判の良い「High Power」を選んだ。勿論、非の打ちどころのない中国製だが、中国製だからといって必ずしもだめなわけではない。現に100円ショップの中国製ナイフはちゃんと切れる。しかし、中国で買った中国製ナイフはちゃんと切れないのだ。この辺りが実に不思議なのだが、要は品質管理に対する概念が違うのである。日本で様々な中国製工業製品が使い物になるのは、日本から派遣された品質管理の担当者か商社マンが頑張っているからだ。それで単車用バッテリーなのだが、価格的に丁寧な品質管理をしているとは思えないが、その代わりに不具合があったら返品に対応するのだろう。多分、原価はえげつなく安いはずだから、それでも十分に商売になるのだろうな。
 ブツは入金の翌日の午前中には届いた。流石の対応である。ジェベルに積んでみると、勿論、元気よくセルが回って始動。問題は何時まで元気でいるかだが、それは経過を見てみるしかないな。


 リアタイヤ交換(GP−210)編もご覧いただきたい。


(了:2013/5/22)

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