ニコン ライトタッチズーム140の撮影結果


 コンパクトカメラとしては高倍率のズームレンズだが、コントラストの高いすっきりとした写り具合である。よく見ると広角側で湾曲も見られるが、本カメラの使用シチュエーションとすれば問題にはならないだろう。EDレンズ搭載とのことだがフィルムコンパクトカメラ完熟期のカメラだけに性能に不満はない。
 デジカメを多く使っているとビューファインダーによる撮影は不安になってしまうが、ピントの歩留まりは良かった。もっとも、マクロ域の細い枝などAFユニットの限界に挑戦したカットなどは中抜けをしてしまったが全体的な性能は申し分ない。レンズは暗いが流石の140mmで74cmも寄れるから背景をボケさしたマクロ的な撮影もできる。ただ、ISO400を詰めても手ぶれに気をつける必要はあるようで、拙僧の腕ではブレ写真が何枚か見受けられた。
何れにしろ、ニコンのフィルムコンパクトカメラの最後を飾るには相応しい出来のカメラである。



LiteTuchZoom140
閑散とした平日の公園。

LiteTuchZoom140
広角側で撮影。

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望遠側で撮影。ちょっと手ブレしている。

LiteTuchZoom140

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LiteTuchZoom140

LiteTuchZoom140

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細い枝にもちゃんとピントが合っている。

LiteTuchZoom140

LiteTuchZoom140
中抜けしてしまった写真。
この場合、前景が明らかに最短撮影距離を割っている。

LiteTuchZoom140 LiteTuchZoom140
望遠側でマクロ的な撮影も可。


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