ニコン EF100(ナイス・タッチ2)の撮影結果


 ニコンのカメラとは思えないほどの割り切りブリのカメラなのだが、写りはしっかりしている。モノクロのデリケートな絵作りは魅力的で、固定焦点ながらも結像も満足だ。ボディの安普請さに比べてレンズは素晴らしい。
 掲示したのは中国製モノクロネガ、「楽凱ラッキーパンSHD100」を自家現像したものである。ネガをフラットヘッドスキャナーで読み込んでいる。扱いによっては「個性的」な絵作りをしてしまう楽凱なのだが、本カメラで撮影したネガは安定的で、繊細な本カメラのレンズの特性を引き立てているのではと思う。楽凱も民生フィルムの製造を終了してしまった。1本10〜12元とリーズナブルで、妻の出張の度に大量に確保していたのに残念だ。
 フィルム代が一気に高くなってしまったので、本当に困っている。

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カラーも数カット撮ったようなんだけど、あんまり面白くないな。


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一応、マクロモードだと、この程度寄れる。


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やはり、本カメラの神髄はモノクロだな。
実売100円の固定焦点カメラのレンズとしては、素晴らしい写りじゃないだろうか。
「トイカメ」や「ロモグラフィー」の「アート写真」と一緒にしてほしくないよな。

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「EXA」と聞いたら、我々が想像するのは東ドイツ製の一眼レフだよな。


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どうですか、この質感。これで固定露出、固定焦点のカメラですよ。
3枚玉に考察深い横須賀与太郎殿にも、ご満足頂けるのではないか。

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フィルムを詰めない限り、一生「写真の代用品」で終わりますよ。

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風化して消えかけた輸入車のロゴの描写が絶妙だ。

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舞台は名古屋の閑散街から繁華街に移る。
たまたま、「コスプレ祭」をやっていた。

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壊れた電池蓋を指で押さえ、電池が落っこちないように不自然なホールディングだった。
なので手ブレは発生したが、固定焦点の素性によるピンボケは無いようだ。
割と普通に「女装男子」がウロウロしていた。最近の流行なのか、名古屋のローカル文化なのかは分からず。

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どうですか、この写り。
お亡くなりになりかけたモーターがけたたましいので、キャンディットフォトには向かないな。

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撮影している時には全く気付かなかったのだが、凄い格好の娘さんだなあ。


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