☆ジャンク度☆
無し
撮影可能
なかなか、しっかりした作りのレンズである。
だいたい、価格的に手に入れやすい焦点距離は標準レンズを除いたら28mmと135mmだろう。何れも一眼レフのメリットをファインダーで明確に確認できる。135mmは実際に使うとちょっと遠すぎるきらいが無くも無い。特に、標準レンズを使い慣れていると、ちょっと戸惑う。かつての拙僧がそうであって、まだまだデジカメが海の物とも山の物ともわからなかった時代に、ナケナシの金でAiニッコール135mmF2.8を導入したものの、写り具合は素晴らしい物の稼働率は低かった。当時の被写体である、オフロードオートバイレースというシチュエーションでは長すぎた。オフロードのレースは、レース場内に立ち入ることができるので、実際に使うのは35〜50mm程度で沢山だったのだ。
135mmを多用するようになったのは、ここ2年ほどである。何せ、安い物だから次々と増殖するのだ。拙僧は一応、コレクターでないつもりだから、これは使わないといけないな。使ってみると、スナップ撮影でも、ほどほどの距離を持つことが出来て、使い物になる。
トキナーはシグマやタムロンに比べると、やや土俵を異なものにしていたイメージがある。つまり、安易に安売り路線に走らず、一定のクオリティを保っていた。勿論、なりふり構わない安Wズームも作っていただろうが、どちらかというとAT−Xシリーズのようなプレミアムを謳っていた。
そんなトキナーも、今やケンコー帝国に下っている。本レンズはトキナーが自社ブランドで気を吐いていた頃の物であろう。自動絞りだが、かなり古いレンズだと思える。楽凱ラッキーパンとの相性が関心深い物だ。