オールドニッコールで撮ったはだか祭


 オールドニッコールと言っても拙僧の手に届くものだから高額なSマウントではない。Fマウントの一眼レフ用レンズである。とはいえ、オートニッコールは今やアラフォーに足のかかる拙僧が生まれる前の物である。登場から半世紀も経っているのだからオールドニッコールと紹介しても間違いはないだろう。
 今回は地方の「はだか祭」を舞台にした。ネーミングは勇壮だが、こじんまりして程よい規模の地方の祭りであった。夜は白熱するのかもしれないが、拙僧の肝心であるデイライトではカメラの取り回しも苦労品程度の人だかりだったので、撮影も十分楽しめたのである。
 ボディはFE、レンズはオートニッコール35mmF2.8とオートニッコール105mmF2.5である。105mmはAi改造してあるので苦労はないが、35mmは絞り込み測光で適正な値を測りシャッターダイヤルに転送する必要がある。それほどの手間ではないのだが、やはりAEが使える方が便利でいいものだ。本来だと、それぞれに撮影した写真を分けると資料っぽくていいのだが、あっしがネガを眺めても、どの焦点距離で撮影したのか分からないので、あえて記載しないことにした。大目に見つくろっていただきたい。
 オールドニッコールらしく、シャドウも写ってはいるのだが諧調は出しづらい。初めて使ったフジプロFM2の感覚がつかめないこともあってプリントは難航した。シングルグレードの印画紙は初めてである。無論、マコのマルチグレードが使いやすいのだが、フジプロ安く大量に買ったので慣れるつもりである。


外国籍の妻は初めてふんどしの男衆を見たとき、大勢のヌーディストが奇声を上げているので肝をつぶしたそうだ。





ほとばしる男汁。


竿を立ててぐいぐいと回すのだ。ぐいぐいとな。


この辺は35mmで撮っている。











この辺から105mmが続く。












おらが村の琴欧洲。

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