ケンコー x2 マクロテレプラス MC7 + ニッコールQCオート 200mmF4.5(Ai改)の撮影結果(蓮編)


AutoNikkor-H300mmF4.5
フォーカシングができる只者ではないリアコンバーター

☆ジャンク度☆
不具合無し
撮影可能

MicroNikkor55mmF35 MicroNikkor55mmF35
 フォーカスリングでこれだけ繰り出す。

MicroNikkor55mmF35
 素の状態でも迫力のあるオートニッコール200mmF4が一層煌めく。

 日本中のジャンク駕籠で場所ふさぎに転がっているのがリアコンバーターであろう。大抵の場合はx1.4からx3辺りまで、様々なメーカーが供給している。AF対応の物ならそれなりに引く手はあるだろうが、レンズメーカー製のブツだと手にするのも稀である。レンズの最短撮影距離をそのままに、焦点距離が長くなるのはマクロ的な使い方もあり、多くの方が一度は手にしたことがあると思うのだが、本当のマクロ(マイクロ)レンズが手に入ったら無用になる。長い玉なら廉価ズームが捨て値だから焦点距離が2〜3倍になるのも、そんなにありがたみも無い物だ。光学レンズの無い接写リングの方が重宝されているのではないか。
 そこで本物件もスルーするつもりだったのだが、手に取るとヘリコイドが付いていて装着レンズを繰り出せるようになっているのだ。つまり、タダでさえマクロ的に使用できるテレコンが更に接写できるのである。本当の所、拙僧は接写がしたいのではなくて、バレルレンズを組み合わせてフォーカシングユニットとして使えるのではと思ったのだ。丁度、手持ちにはシャッターの壊れたベビーパールやアグファスタンダードがあるし。
 そうは言っても、まずは正攻法で使ってみるのが本筋であろう。主レンズは全く稼働していないオートニッコール200mmF4を選択。拙僧としては珍しく、ポジ(コダック)を詰めて蓮の花を撮影した。案外、イイ感じに写っているのでオートニッコールも侮れない物である。本来は露出倍数とか面倒なことを考えなければならないのだが、絞り優先AEで撮れば心配は無用だ。
 掲載画像はポジをフラットヘッドスキャナーで読んだものである。テレコン有りと無しのカットがあるのだが、拙僧もどれがどちらか分からなくなってしまった。より、拡大の強いのがテレコン使用だと思っていただきたい。
 


同じアングルでテレコン有り・無しで撮影したカット。



















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