ISCO WESTROMAT 135mmF3.5の撮影結果(モノクロ編)


ISCO135mm
憧れのゼブラカラーレンズを手に入れた

☆ジャンク度☆
無し
撮影可能

 ゼブラ模様のレンズファンというジャンルがある。コメコン系に多いのだが、有名なところだと東ドイツのパンカラーやフレクトゴンだろう。この種のレンズは人気が高く、ネットオークションでもたちまち手の届かない価格帯になる。なので、名古屋の食わせ物の中古カメラ屋で本レンズを見た時には踊った。なにせプライスタグが2100円なのだ。これならカテゴリーの低い拙僧の師団でも配備できる。この店は大抵の物件は高くて問題があるのだが、稀に1000〜3150円に光るブツがあるので気が抜けない。過去にはペンタコンの50mmを1050円で拾ったこともある。
 イスコ(ISCO)は老舗のドイツ光学機器メーカーである。とはいえ、我が国ではあまりメジャーではない。拙僧もクラシックカメラの文献で聞いたことがあったものの、てっきり東ドイツだと思っていた。実際には西ドイツに留まっており、資本系はシュナイダーに所属している。割と廉価なブランドらしいのだが、本レンズなど金属鏡筒でクローム部も鈍く光り魅力あふれる。適度に(大いに)使い込んだ感じなどとてもスィーティである。マウントはプラクチカなのだが、レンズ銘板に「EDIXA」と刻印があるから、エディクサに用意された物だろう。自動絞りに対応しているから、割と新しい物件である。ただ、絞り連動が一般的なポールの押し込みではなく、ローラー付きのレバーになっており、例えば手勢のプラクチカスーパーTL1000では絞りが連動しなかった。エディクサだと問題なく連動するのだろうか。本レンズはマニアル絞りにも対応しているので、絞り込んで撮影している。
 まだ。、フィルムを1本通しただけなので他言は避けるが、ハイライトの滲みに本カメラのキュートな一面を見ることが出来るな。



























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