キヤノンEF50mmF1.0


 キヤノンがAF一眼レフカメラのマウントとしてEFマウントを立ち上げてから20年が経つ。ニコンFマウントが不変性を掲げながら様々なサブタイプを持ち、事実上AF用だけでも互換性が怪しいことを考えると、普遍性が強いのは今やキヤノンに軍配かとも思える。
 拙僧が写真趣味に目覚めた時はキヤノンのフラッグシップはEOS−1Vであった。同じく、目覚めた友人は金回りも良く、様々な高額レンズを手に入れた。だからと言うわけでは無いだろうが、拙僧の結婚式で頼んだ彼の写真は生半可なプロの写真よりずっと優れていたと思っている。その高額レンズの中で飛び切り印象に残っているのが本レンズだ。巨大なレンズ後玉をえぐって電気接点を配置したのも迫力がある。眉毛一本の被写界深度は他では敵わない写真の表現が可能となる。当時、拙僧が持っていたのは初期のEOSであるEOS630だったが、勿論不足無く使用できた。むしろ、ピントの山が掴みやすく後裔のEOS1000Sよりも使いやすいほどだ。
 もう、このようなモンスターレンズは登場しないのかもしれない。例によってカット数は少ないが撮影結果を紹介させていただきたい。

素人撮影会







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