キヤノン EF50mmF1.8の撮影結果(水着モデル撮影編)


EF50mmF1.8
一眼レフカメラ用のレンズとしては最も廉価な部類である

☆ジャンク度☆
無し
撮影可能



EF50mmF1.8 EF50mmF1.8
プラスチック製で安普請だが、そこそこのクオリティなのではないだろうか。
画像は無いのだがマウント部もしっかりプラスチック製。


EF50mmF1.8 EF50mmF1.8
こんな感じでフードがついていた。



 よく知られているように、本レンズは実勢価格が1万円を切るかどうかの廉価レンズである。どうも、I型とII型があってI型はプレミアムが付いているらしい。また、II型も日本製から海外製へ移行したようだ。全体的にはプラスチック丸出しで高級感は無いが、妙なラバーコートを施して経年劣化で溶けたり、ラバーリングが剥がれるより遥かに良い。軽く気軽に持ち歩けるレンズである。
 本ページではビーチでの水着モデル撮影をEOS20Dにて行った。このEOS20Dは資金難で、撮影後、早々に手放している。50mmという焦点距離はAPS判デジ一眼レフなら75mm位になるし、開放値F1.8だからポートレイトに的確なのではと考えるのは誰しもだろう。なので、実際に使ってみた。結果は良いと個人的には思う。しかし、解像や発色という点ではイマイチ鈍い。特にシャドウの濁りが気になる。軟調なのはポートレイトには良いが、どんな被写体でも適切かというとどうかなと思う。また、露出もちょいちょい外してアンダーになったりする。これらはレンズの性能というよりはEOS20Dという旧式のデジ一眼レフとの相性の問題だと思う。もっとも、基本設計は今となってはかなり旧いし、少なくても拙僧の個体はデジ一眼レフに対応したチューニングをしていないから本体の性能を発揮していないだろう。
 しかし、条件によってはピシッと写る場合もある。価格なりに難ありということではなく、今どきのデジタル写真と同じようなビビットでシャープネスな画像を撮りたければ、それなりにモダンなレンズを使うべきなのだろう。本レンズのどことなくフィルム写真を思わせる発色やダルな解像を拙僧は好ましく思っている。

 


































































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